
iPhone SE2を3ヶ月メイン端末で使ってみてわかったことがある。
今回は主に今までアンドロイドしか使ったことがなかった方向けに忖度妥協一切なしでiPhone SE2の使用感をレビューしていく。
結論を言ってしまうとiPhone SE2はサブなら最高だが、メインで使っていくのは無理。今から買うくらいならあと数ヶ月待ってiPhone 12にした方がいい。
・下記にiPhone SE2と、ベースとなったiPhone 8のスペックを載せておく。
iPhone SE2(新型iPhone) | iPhone 8 | |
ディスプレイ | 4.7 | 4.7 |
解像度 | 1334×750 | 1334×750 |
CPU | A13 | A11 |
メモリ | 3 | 2 |
ストレージ | 64,128,256 | 32,128,256 |
バッテリー | 1821※18W急速充電対応 | 1821※18W急速充電対応 |
おサイフ | 〇 | 〇 |
防水 | IP68 | IP68 |
指紋認証 | 〇 | 〇 |
重量 | 148 | 148 |
サイズ | 67.3x138.4x7.3 | 67.3x138.4x7.3 |
これからあなたに一番お伝えしたいこと。
アンドロイド端末と比較してわかった
・iPhone SE2(Apple)の良いところ・ダメなところ
・iPhone 12を待つべき理由
それでは早速始めていこう。
この記事の目次(クリックでジャンプ)
iphone SE2のダメなところ
iPhone SE2のダメなところは細かい部分で言えば端子がUSB-Cではない、ロック画面で通知の詳細を見れない、ディスプレイ面がブラックしかない(ホワイトを選べない)ところ。
そして見過ごせないのは下記2点。特に今までアンドロイドしか使ったことがなくて今このスマホの購入を検討しているあなたにはこれからお伝えする2点だけは最低限知っておいてほしい。
バッテリーがマジで持たない


1日に1回は充電してるよ!
iPhone SE2のダメなところ一番の理由、というか個人的な不満点はここだけ。スペックは購入前から確認済みだったが想像以上にバッテリーの減りが早かった。
iPhone SE2のバッテリー容量は1800mAhだからガッツリ使っていく人向きではない。Apple公式では正確なバッテリー容量は伏せられているが、連続駆動時間はビデオ再生で最大13時間。オーディオ再生40時間と記載されている。
計測のために1時間くらいAntutuベンチマークを取ってみたら15%の減少。今回用途を電話、メール、SNSの使用に絞って3か月間使ってきたが、それでも1日に1回は充電が必要になる。
バッテリー容量4000mAhくらいのスマホが溢れている現在において1800mAhは致命的に少なすぎる。
Kindle書籍がアプリから購入できない


amazonさんおねがい買わせて!
これはiPhone SE2でなくAppleへの不満になってしまうんだけど、Kindle書籍がストアアプリから購入できない。使うアプリは同じものだからiPhone SE2だけでなくiPadでも買えない。
一応SafariだったりChromeからは買えるんだけど、そうじゃない。アプリ内購入出来ないことは本読みからしたらかなりのストレスだ。
Kindleアプリを読むことは出来るんだけど、関連書籍や次の巻を読み終えた時にそのまま購入しに行きたいってのが本音。
iPhone SE2の良いところ
ホント気持ちいいくらいサクサク動く抜群の操作性に、カメラも半端なく綺麗。デュアルスピーカー搭載だから音質もいいし、なによりコンパクトなのが嬉しい。
機能面だけで言えば余裕で数年使い続けられるスペックを持つ良機種だ。
iPhone SE2の特に優れているところが下記の2つのポイント。
性能対価格コスパは最高クラス


やすい!サクサク!使いやすい!
2020年8月現在、iPhone SE2はApple公式ストア価格44,800円(税別)から。※Apple公式ストア参照
前機種の初代SE(4インチ)から少し大きくなって4.7インチで、中身を除けばiPhone 8とほぼ同じ部品が使われている。
肝心のCPUはiPhone 11 Proと同じ(A13)なので、iPhone SE2のAntutuスコアは43万点と超高い。
日本で発売されているスマホとしては性能対価格コスパは最高クラス。
ホームボタンがある


appleのにくい演出ホントすき!
助かる一番の理由は指紋認証が出来るところ。他の機種でも少し前のiPhoneにはあったのだが、上位機種のiPhone 10とか11は顔認証しかない。
例えばiPhone 11だとマスク着用時に顔認証は使えないが、iPhone SE2なら指紋認証があるのでその点全く問題ない。
ちなみにこのホームボタン実はボタンではないんだけど、ボタンを押したタイミングで振動するTaptic Engineを搭載していて、まるで本当に押したかのような感覚を得られる構造。
ただ正直に言うと指紋認証はandroidには普通にある機能だから他のiphoneにも付けて欲しかった。
iphone 12を待つべき理由 iPhone SE2の完全上位互換


コンパクト好きは迷わずiPhone12 mini!
iPhone SE2の代わりになる他のiPhoneを候補に調べてみたのだが、パッとしたものは現行機種にはなし。そんな中で早くて2020年10月発売ともいわれているiphone 12が買い替えの最有力候補にあがった。
iphone 12はサイズやスペック毎4タイプに分かれていて、ホームボタンなしの画面内指紋認証を搭載。
中でもiPhone12 miniに関してはiPhone SE2よりもさらにコンパクトになりつつ、ディスプレイは0.7インチほど大きくなる。
ライトニングポート廃止USB-Cポート搭載。
CPUはA14 Bionic搭載で全機種5G対応。
バッテリー容量は登録情報によるとコンパクトモデルで2227mAh、ミドルスペックが2775mAh、ハイスペックで3687mAh。
価格は今のところ日本円で「iPhone 12」は約69,500円、「iPhone 12 Max」は約80,000円、「iPhone 12 Pro」は約107,000円、「iPhone 12 Pro Max」は約117,000円。
iPhone 12はiPhone SE2の完全上位互換。今Apple製のメイン機種を探しているなら、iPhone 12シリーズが出るまで待った方がいい。
このシリーズに関してはスペックが公式に発表されたらまた取り上げる予定。
まとめ iPhone SE2はサブなら超優秀だがメインは無理
iPhone SE2の良いところ
・価格44,800円~と新型iPhoneの中では最も安い。
・4.7インチとコンパクト
・抜群のタッチレスポンス
・カメラ性能が良い。夜景もOK
・ホームボタン(指紋認証対応)
Phone SE2のダメなところ
・バッテリー持ちが悪い
・端子がUSB-Cではない(従来のライトニングケーブル)
・ロック画面で通知詳細を見ることが出来ない
・ディスプレイ面がブラックしかない
・Kindle書籍がアプリから購入できない
iPhoneSE2はサブ機としてなら有りどころかスペック的にもコスパ的にも超優秀なんだけど、バッテリー持ちという欠点が致命的すぎた。とてもじゃないが普段スマホで動画を見たり、ゲームをする人には勧められない。
今までアンドロイドしか使ったことがなかった方、これからiPhone SE2購入を検討されている方にはiPhone 12まで待つことをおすすめする。
ただやはりiPhone SE2は写真がものすごくキレイだったので最後に他のクリエイターさんの作品を3つほどご紹介して終わりにしたいと思います。
今回の投稿でなにかしらお役に立てたなら幸いです。
最後まで見ていただきありがとうございました!それではまた。


