
眠りから目を覚まして、首を動かしたとき『痛っ』てことありませんか?
首をうまく動かすことができず、カラダごと向いちゃったりしてぎこちない生活をおくる。つらいですよね。
これがいわゆる「寝違え」です。
今回は「寝違えは一分でよくなる!」をモットーに、寝違えた時の原因と対処法を、動画のご紹介とともにお送りしていきます。
この記事の信頼性
過去実際に重い寝違えになったときに調べ上げた情報の中で、根拠に基づく本当に正しいものをまとめました。特に動画は即効果を実感できたのでうそだとおもって試してみてほしい。1分で終わる。
この記事の目次(クリックでジャンプ)
寝違えの典型症状とその原因

典型的な症状と症状継続日数
寝違えが起こると、こんなことが起きます。
- 首を動かしたときに筋肉痛のような痛みがはしる
- 痛みのせいで、首を自由に動かせない(ぎこちない)
- 症状が重い場合、頭痛や肩こり、手のしびれなどを伴う
寝違えは予兆もなく突然発症したり、発症後に徐々にいたみが出てくるケースがあります。
一般にはねんざと神経痛の二つのケースがあり、ねんざの場合には首そのものが痛む場合と、神経痛の場合には首から肩や腕にまで痛みやしびれが出る場合があるとされています。
■よくなるまでの日数の目安
▶筋肉の炎症の場合
・筋膜の炎症:4日~1週間
・筋肉の深部:3日~5日
▶神経痛の場合:2日~3日
▶ねんざの場合:1週間~2週間
原因
寝違えが起こる原因とされているものはさまざまで、
- 肉体疲労
- 精神疲労
- 食生活のみだれ
- 寝ているときの姿勢
- 夜ふかしの慢性化
- 寝具が合っていない
こういったことが一因として考えられています。
具体的には、
- デスクワークでの頭部や目への負担が集中している
- ストレスを感じている状態がつづいている
- 暴飲暴食、深酒の翌朝→内臓疲労
- 夜ふかし→自律神経のみだれ
- 寝具のマットレスが柔らかいものを使っている→寝返りしにくい
こういった場合に発症するケースが多いといわれています。
一般には、ねんざの場合には首そのものが痛くなり、神経痛の場合には首から肩や腕にまで痛みやしびれが出ることがあります。
ねんざで起こる寝違えは「外傷(ケガ)」。その他の神経痛などからくる寝違えは「炎症(病気)」です。
寝違えたとき絶対にやってはいけないこと

寝違えたときに絶対にやってはいけないことがあります。
|温める
炎症を悪化させてしまうため、患部を温めるのはやめましょう。
|マッサージ、ストレッチ
首の直接のマッサージ、ストレッチは絶対にダメです。炎症を助長させてしまいます。
寝違えたときにして欲しいこととプロに任せる判断基準

寝違えたときにして欲しいこと
- とにかく安静にする。
- 一時的に冷やす。※長時間冷やすのはNG
- 大きいタオルやマフラーを巻いて首への負担をへらす。
- マットレスを固めのものにして、自然な寝返りを促す。
- 冷えすぎた部屋では寝ない。(血流が悪くなってしまうため)
また、ウォーキングなどの軽めの運動も、カラダほぐしや血行改善になり非常に効果的です。効果的なウォーキングの方法記事はこちら。
病院へ行くかどうかの判断
- 痛みが強まってきた場合
- 痛みが月単位でつづく場合
- しびれが腕や手指にまで出てきた場合
これらの症状が出たら病院へ行くようにしましょう。診てもらう専門科は整形外科です。
【爆速】首や肩回りのコリや痛みに効くストレッチ動画2本【体感済み】
これから寝違えた際の首やせなか、肩回りに出る痛みやコリに効くストレッチを教えてくれる整体師さんの動画を2つご紹介します。
これらの動画は2本とも、首を直接刺激するものではないのでご安心ください。また、どちらも同じ作用(腋窩神経改善)のストレッチなので、気に入った方をお試しください。
わたしは寝違えたときに限らず、首や肩こりが出たときにもこれらのストレッチをするよう心がけています。

ほんとに首と肩の痛みがスッて消えたの!
まずは整体院 和-KAZU- 院長「Kazuya Sakoda」さんの『3秒で首コリを消す体操』です。
つぎはシドニー・クリニック総院長「Balance and Posture」さんの『「肩こり」「首の痛み」を1分で改善できるストレッチ』です。
おわりに

いかがでしたでしょうか。今回は寝違えたときに効く正しいストレッチ方法を、その原因と対策とともにお届けしました。
寝違えをおこして首がうまくまわらず、ぎこちない姿勢で生活をするのはとても大変なものです。1日でも早くよくするために、その時とるべき正しい対策や対処法を覚えておいてくださいね。
ですが、寝違えを起こさないよう普段から快適な生活を心がけることが、一番大切なことなのかもしれません。
今回も最後まで見ていただき、本当にありがとうございました!それではまた。