
突然ですが、あなたは太陽の光をちゃんと浴びてますか?

日焼けイヤだ…!
シミそばかすこわい...!
と、老若男女を問わず嫌がる方が年々増えてきているようです。

しかし!
太陽の光には身体に良い効果がたくさんあるんです!
今回は日光浴で得られる体に良い効果についてご紹介します。
この記事を読んでわかること
・日光浴の効果
・日光浴に効果的な時間
・日光浴で得られるメリット・デメリット
この記事の目次(クリックでジャンプ)
日光浴で得られる3つの効果

日光浴で得られるメリットは大きく分けて3つあります。
それをまとめたものがこちらです。
- 生活リズム(体内時計)をリセットさせる
- 風邪・インフルエンザ・生活習慣病などの予防
- 美肌効果
生活リズム(体内時計)をリセットさせる
私たちの身体は太陽の光を浴びるとホルモン物質「セロトニン」を出します。
この物質には気持ちが落ち着く効果があり、「しあわせホルモン」と言われています。
セロトニンは日光浴のほか、ウォーキングなどの運動でも分泌され、「メラトニン」という安眠効果のあるホルモン物質の原料になります。
このセロトニンが出ることで夜しっかりと睡眠をとることができ、生活リズムが整えられるのです。
風邪・うつ病・生活習慣病などの予防
セロトニンとメラトニンは身体のリズムを整えてくれるので、不眠や自律神経失調症に効果があります。
そして気持ちを落ち着かせてくれるのでうつ病にも効果があるのです。
セロトニンのほかにも体内でつくってくれるものがあります。
「ビタミンD」です。
ビタミンDは食べ物(魚肉、鶏卵、肝臓、きのこ、海藻類)からも摂ることができますが、日光を浴びることでコレステロールをビタミンDに変化させるのです。
ビタミンDはカルシウムの吸収を良くして、骨代謝を活発にしてくれますので、骨粗しょう症予防にも効果があります。
他にも免疫力を上げる効果、風邪やインフルエンザ、糖尿病などの生活習慣病の予防にも効果があるといわれています。

ビタミンDは…
・魚肉
・卵
・レバー
・キノコ
・海藻類
から摂ることが出来る!
美肌効果
「お日様にあたると日焼けするし肌荒れしちゃって大変」
「シミの原因にもなるし、美肌効果なんて本当?」
と思われている方も多く、日光を浴びるとこんな素敵な効果があることは意外に思うでしょう。
もちろん過度な日焼けは肌によくないですし、シミの原因になることも確かです。
しかし、ビタミンDは美肌をつくるためには欠かせない栄養素。
新しい肌細胞を成長させ、肌荒れを治してくれるアンチエイジングビタミンです。
適度な日光浴は肌にうるおいとハリを与えてくれるのです。

やはり紫外線のあびすぎはダメ!長時間の日光浴は日焼け止めと飲み物を忘れずに!
適切な日光浴の時間

日光浴に適切な時間は、基本的に毎日は浴びなくてもいいですが、目安としては週に3回、一日に15分。
一か所に集中して浴びるのではなく、毎回違う部位に浴びるのが理想です。
また、外にいれば日陰や木陰でも30分程度で効果は十分にあります。
ただし、熱中症や過度の日焼けには十分気を付けるようにしましょう。
日差しが強い日や周りがアスファルトに囲まれていて紫外線の反射が強い日は日光浴はできるだけ控えるのが一番です。

日光浴のメリット・デメリット
ここまででわかった日光浴の良いところと悪いところをまとめました。
日光浴のメリット
・生活リズム(体内時計)をリセットさせる
・風邪・インフルエンザ・生活習慣病などの予防
・美肌効果
日光浴のデメリット
・シミやくすみの原因になる
・日焼け、肌荒れのもとになる
おわりに
紫外線の浴びすぎは身体に良くありませんが、まったく浴びないのも健康のためによくありません。
天気のいいお休みの日には出かけてみたり、日光浴をしてリフレッシュしてみるのもいいかもしれません。
これからも適度な日差しをあびて、紫外線とうまく付き合っていきましょう。
